新規客より固定客をねらおう!

飲食店で常連さんを増やすためにすること

固定客になってもらうためのコミュニケーション術

筆者が学生の頃、常連をないがしろにしたお店が実際に潰れた話をします。
よく遊びに行っていた友達の家の近所に、小さなアジア料理店がありました。学生でお金が無く、麺とビール1杯ずつぐらいしか頼めませんでしたが、美味しくてリーズナブルだったので週1回くらいのペースで通い、店主のおじさんとも仲良くなりました。ほかの友達を誘う時もありました。
そのお店がテレビ(町散歩的な)で紹介された後で行ってみると、狭い店内がお客であふれかえっていました。店主は私たちが挨拶して「テレビに出たね!」と言っても素っ気なく…その時は「満員で忙しいんだろう」ぐらいに思っていましたが、自分たちのオーダーが明らかに大量注文の後回しにされたり、素っ気ない態度が続いたりしたので、そのお店には行かなくなりました。
よく前を通るので「以前ほど混まなくなったな」と感じていてしばらくした頃、閉店の張り紙が(移転等ではありませんでした)。
テレビが呼んだ新規客の中にはリピーターになった人もいたでしょうが、住宅街に密着した商店街の奥でアクセスも悪く、小さな店をおじさん1人で回していたので回転も遅く…
金回りが良い新規顧客は確かに大事でしょうが、お店の味を愛してコンスタントに通っていた近隣客の大切さも考えていれば(せめて素っ気なくしない等)、閉店の憂き目は見なかったのではないか?と今でも考えます。

マスコミで紹介されて新規客が押し寄せるというケースは滅多にありませんが、リピーター確保の努力をしない飲食店に未来は無い、という事実は同じです。一般に固定客の維持は、新規顧客を獲得するコストの20%ですむと言われています(1:5の法則)。
度々足を運んでくださるのは、あなたのお店を気に入っているという何よりの証し!新規客を増やすより低コストで利益アップを計れる、常連客の増加法をお伝えします。

▲ PageTop